ひとくちに脂肪溶解注射といってもいろいろある。
脂肪溶解注射、その字の通り、脂肪を溶解してくれてすっきりスリムボディーにしてくれる注射ってことです。
でもでも、この脂肪溶解注射、じつはいろいろな種類があって、それらを総称して「脂肪溶解注射」と呼ばれているのはご存じだったでしょうか??
なので、クリニックのホームページ等で「脂肪溶解注射 1cc ○○○○円」みたいな表示があったら、それが具体的にはどんなものなのかを知っておいた方がいいかと思います。
ということで、本日は脂肪溶解注射のをいくつかご紹介します!
Fat X(体用)
なんだかかっこよさげなこの脂肪溶解注射は、別名、第4世代脂肪溶解注射といわれることも。
デオキシコール酸を主成分に抗炎症作用などの成分が加えられ、脂肪細胞膜を破壊し脂肪細胞の数自体を減少させることができる脂肪溶解注射。
破壊された脂肪細胞は尿で排出されるので4~6週間かけて脂肪が効率良く減少していきます。
脂肪自体が破壊→排出されるためリバウンドすることがありません。
10年近く数多くの臨床実験があり、効果と安全性が確認されています。
価格帯目安(2019.4現在)
・Sクリニック:両頬1回/40,000円(税別)
・K美容外科:FatX 1cc/5,800円
・Yクリニック:お試し1cc/6,480円
MITI(マイティ)
MITIとは、脂肪に直接注入することで脂肪細胞を溶解し、脂肪細胞そのものを消滅させることができます。
ダイエットでもなかなか落ちにくい部位や、セルライトにも効果を発揮します。
かゆみ止め効果と脳内鎮痛作用(エンドルフィン様作用)という働きを持っている成分が含まれるため、通常、脂肪溶解注射では注入部位に腫れが生じたり、熱を持つことがありますが、脂肪溶解注射MITIではこれらのダウンタイムの程度が軽く、期間も短いことが多いです。
MITI(マイティ)脂肪溶解注射は、現在のところ、顔への安全性が確認されていませんので、体のみの適応となっています。
価格帯目安(2019.4現在)
・Sクリニック:1本(5cc)/15,800円
BNLS neo
BNLS neo(ビーネヌエルエス ネオ)の主成分は植物由来。
顔用の脂肪溶解注射として人気が高く、脂肪溶解作用、リンパ循環作用、肌の引き締め作用があります。
注入部位に痛み、浮腫、熱感がほとんど発生しないように配慮されて製造されています。そのためダウンタイムの少ない施術方法です。
BNLS neoは鼻にも注入することができるため、鼻に脂肪が多くついている団子鼻などを小さくすることができます。
価格帯目安(2019.4)
・Sクリニック:1cc 2,980円
・T美容外科:1cc 4,900円
MLM(輪郭注射)
アゴ下や頬などの脂肪の代謝促進、そして血液、リンパの循環を促進しできる薬剤がMLM(輪郭注射)です。
今までの小顔治療は、脂肪を分解する薬剤を使用していましたが、術後の腫れや痒みがある、さらに腫れが引くまでのダウンタイムが長い、などのデメリットがありました。
しかしこの薬剤は、メディカルハーブを主要成分としており、従来の治療による痛みや腫れなどの副作用は一切ありません。
また、代謝を促進、抹消血流やリンパ流を促進し、脂肪の燃焼と老廃物の排出を促します。
価格帯目安(2019.4)
・Rクリニック:1回(5cc)/40,000円
・Yクリニック:1回(5cc)/20,412円
・Gクリニック:1回(5cc)/15,000円