素肌の汚さが異常に嫌になった
子供の頃、日焼けの恐ろしさを知らず常に小麦色の肌をしていましたが、大学生になりふと自分の素肌の汚さが異常に嫌になり、急に美に目覚めました。
『メラニン色素』というワードを片っ端から調べ、食物やスキンケア商品など肌に良いとされているものも色々試してみました。その甲斐あってか、20代は徐々に素肌レベルが上がってきて、自分でもそれなりに満足していたのですが、30代半ばを過ぎた頃、それまで全く気にならなかった『シミ』に悩まされるようになりました。『シミ』と言っても種類は様々ですが、私の場合は『肝斑』でした。
段々と目立つように
私の場合は、頬の上の方にぼんやりがくすんでいるように見えて、初めはそれがくすみなのかシミなのかもよくわからず、何となく気になる程度でお風呂上りにチェックする程度でしたが、1年経つ毎に段々と目立つようになってきて、ネットで調べた結果それが『肝斑』だと知りました。
『肝斑』はホルモンバランスの乱れが原因で起きるのも理由の1つというだけあって、生理前は特にひどく自分の顔を見るのが本当に嫌でした。正直、家族や友達から指摘されたことは一度もなく、よくモニターになっている方ほど濃いシミではなかったと思いますが、おそらく人より美に興味があり、それなりにきれいな素肌を保つ努力をしてきた私にとっては、その少しのシミも許せないものでしたし、他にシミがなかった分、自分にとっては特に目立って見えていたのです。
レーザートーニング治療から
私が色々調べた結果、おそらく『肝斑』は自分ではどうにもならないと思い、1番良さそうだった『品川スキンクリニック』に行きました。
ここのクリニックは、豊富な治療方法に加えて、かなり安い価格でお試しができることがとても魅力的でした。初めてのことだったので少し恐怖心もありましたが、先生のカウンセリングもしっかりありましたし、とにかく憎き肝斑をどうにかしたい気持ちで、まずは試しに『レーザートーニング』の施術を受けました。
1回で効果があったように感じたのでしばらく続けてみようと思いましたが、とりあえずコースではなく、2か月に1回程度のペースで都度払い(8500円/1回)という形で通いました。
効果が物足りなく感じる
ダウンタイムもなく仕事に影響しないことや、やはり施術の翌日からしばらくは目立たなくなることなどはとても良かったのですが、段々効果が物足りなく感じるようになってしまいました。これに関しては最初のカウンセリングで、「ダウンタイムがない分効果は感じにくいので、レーザートーニングは根気が必要ですよ」という説明を受けていたのでわかってはいましたが、よくよく考えたら、金銭的に厳しいという理由でたまにレーザートーニングを受けても、症状は改善されないし結局お金がかかるだけだという事に気づき、改めてカウンセリングを受けました。
はっきりと効果を出したければ、
そこで、提案されたのが『脱シミ宣言』という4回で約6万円のコースでした。
レーザートーニングよりも強めのレーザーを当てるため短期間で効果が出るというので、思い切ってそちらに切り替えましたが、私にとってはこれが吉と出ました。痛みもパチパチッとはじかれる程度の痛みで我慢できる範囲ですし、4回コースで月に1回のペースで通い、さらに肝斑に効く薬(トラネキサム酸)の服用とクリームを塗りこむこともしっかり続けたところ、自分でも満足のいく効果が出て、化粧の際にもシミを隠すために時間をかけることがなくなりました。こちらに変えても、同じくダウンタイムはなく、元々シミを気にしているのは自分だけだったので、シミに関しての周囲の反応はありませんでしたが、レーザーの効果で毛穴が引き締まり肌がきれいになったと言われました。
これらの経験をした結果、やはりはっきりと効果を出したければ、それなりの金額を出すことを覚悟の上、なおかつ真面目に通うことが絶対条件だと思いました。