「顔のたるみ」、実は20代から始まっています。頬がたるむと、ほうれい線もくっきりしてきて老け顔に。そんな嫌な「頬のたるみ」の原因と解消方法を私なりに調べてみました。
1.生き生きとした表情を取り戻そう
実年齢より老けて見える「老け顔」にコンプレックスを持っている方は、意外と多いのではないでしょうか?統計によると、老け顔を意識したのは30代前半という方が一番多いようです。
普段は意識してないけど鏡を見た時、お化粧をする時、ふいに撮られた写真を見た時などふとしたとき自分の顔に「老け」を感じることありませんか?その老け顔に見える一番の原因が頬のたるみです。
気にすればするほど気になって。頬がたるむと年齢よりずっと老けてみえるし、生き生きとした表情も作れなくて雰囲気が暗くなりがちです。
年齢を重ねていくとともに老化現象が進み老け顔になってしまうのは、ごく自然で仕方のないことです。ただケアをすれば防ぐことができた老け顔に後悔するのは嫌ですよね。
生き生きとした表情で若々しく見られたい、やはりそれが女性の永遠の願いです。
1-1.頬のたるみを作る原因は?
頬のたるみの一番の原因は、加齢による肌の弾力の低下です。
肌の弾力を保つコラーゲンは、年齢とともにどんどん減少していきます。
50代では20代の約半分程度になってしまうのだとか。そのうえ量が減るだけでなく質も悪くなるので、どうしても弾力のない肌になってしまいます。
そして引っ張る力のなくなった肌は、重力に負けて皮膚が下に垂れ下がるわけです。
このように頬のたるみは老化現象ですから、放っておけばどんどんたるんでいってしまいます。この肌の老化を完全に止めることはできませんが、老化スピードを遅らせることは可能なようです。次は、そのいくつかの対策方法です。
1-2.頬のたるみ!老化のスピードを遅らせる5つの方法
①猫背を正す
近年、頬のたるみやほうれい線がめだつ若い人が増えていると言われています。
そのたるみの原因が、スマホを触る猫背で下向きの姿勢のせいだと考えられています。
人間のからだは重力によって下に引っ張られています。スマホをいじっているとうつむきがちになり、長時間下を向いていると当然、顔の脂肪や皮膚が重力に耐え切れず垂れ下がってしまうのです。
そのことをスマホの見過ぎによる「スマホ顔」や「スマホたるみ」と呼ばれて話題になっています。
そしてパソコンのデスクワークによる猫背も内臓を圧迫して血液やリンパの流れを悪くしてしまい、顔のたるみを加速させていると言われています。
パソコンやスマホを使用するときは、背筋を伸ばして姿勢を良くする、長時間の使用をやめる、途中首を回したり伸びをしたりなどリラックス運動を入れるなど普段からの心がけが必要です。
②紫外線を浴びない
紫外線によって生み出された体の中の活性酸素が、コラーゲンを破壊し皮膚の老化を促進させます。
これを『光老化』と言って、老け顔を作る原因の80%がこの紫外線によるものだと言われています。日焼けの心配だけでなく、たるみ対策としても紫外線防止は必須です。
③肌の乾燥を防ぐ
肌表面の角質層の水分が不足すると、肌のバリア機能が保てなくなり皮膚細胞内の水分も失われ肌が乾燥して硬くなります。
すると肌はハリや弾力を失い、たるみを加速化させます。頬は皮脂分泌の量が比較的少ない部位なので、スキンケアを怠ると乾燥しやすいのです。保湿不足には十分気を付けてください。
④生活習慣を見直す
食生活や睡眠などの生活習慣の乱れも悪影響を与えています。
コラーゲンはタンパク質の一種でアミノ酸やビタミンCを材料にして作られます。これらの栄養素の不足はコラーゲン減少の原因になります。
そして睡眠不足も肌の新陳代謝がうまく行われなくなり、たるみにつながります。
⑤即効性あり?耳たぶ回しエクササイズ
一時期流行した圧力をかけたマッサージや表情筋トレーニングは、現在NGとされています。
というのもコラーゲン減少により弾力の低下した皮膚に刺激を加えて引っ張ったり無理に伸ばしたり鍛えたりすれば、さらに伸びてしまって余計にたるみがひどくなる危険性があるとされています。
それでは、今おすすめのリストアップ方法はなんでしょうか。
それが耳たぶ回し!
1-3.耳たぶ回しエクササイズ!
たるみ改善に即効性があると評判なのが「耳たぶ回し」です。
耳たぶの裏に集中しているリンパを耳たぶを回すことで刺激して、リンパの流れを促進し新陳代謝を促します。
それにエクスサイズを加えてたるみを解消するというものです。
それでは、やり方です。
すべての動作は力を入れず優しく行います。
口を開けて耳たぶの前にできるくぼみに人差し指を置いて、耳たぶの後ろのくぼみに親指を置いて耳たぶを軽くつまみます。
回し方は、赤ちゃんの耳を回すようにそっと優しく行うのがポイントです。
- 耳を後ろに小さく円を描くように10回まわす。
- 人差し指・中指・薬指の指の腹を頬骨の下にあてる。
- 耳に向かってさするように優しくそっと5回なでおろす。
- 再度、耳たぶを後ろに小さく円を描くように10回まわす。
- 下アゴを突き出した状態で左右に5回ずらす。
- アゴを前に突き出して口を大きく開ける。
- 腕を横に広げて肩の高さにあげ、ひじを90度に曲げる。
- 上を向いて頭を反らし、下アゴを突き出す。
- 肩を後ろに小さく30回まわす。
- 1~9までを1セットにして1日2~3回行う。
どうですか?簡単なのでぜひ試してみてくださいね。
2.たるみに効果的な食べ物
コラーゲンの不足が頬のたるむ原因のひとつでしたが、食事でコラーゲンを補うことも出来ます。
たるみを内側から改善する食材をいくつか以下にあげます。
大豆食品
大豆食品に含まれる大豆イソフラボンは、美肌を作る女性ホルモンと同じ働きをします。イソフラボンが含まれる大豆食品は、きなこ・納豆・豆腐などです。
鮭
質のいいコラーゲンを増やすためには、良質のタンパク質をたっぷり摂ることです。
鮭にはタンパク質たっぷり、皮にはコラーゲンたっぷりなので皮も食べましょう。
コラーゲンを破壊する活性酸素を除去してくれるアスタキサンチンもたくさん含みます。
キウイ
小さな果実1個に、抗酸化ビタミンE・C、食物繊維、カリウムなど健康と美容に必要な栄養素がぎゅっと詰まっています。
基本は、朝・昼・晩3食栄養バランス良く食事をすることが大事ですが、たるみ解消に効果的な食べ物を夜に取ることにより高い効果が期待できます。
寝ているときにコラーゲンが作られるからです。
そして、なるべく硬いものをよく噛んで食べるようにしましょう。
左右バランス良く噛んで食べること。口の周りの筋肉が鍛えられてたるみ防止へと繋がります。
3.頬のたるみを遅らせたいまとめ
いかがでしたか?加齢による『頬のたるみ』は、肌の元気がなくなることから起こってくることが分かりました。
そして頬のたるみの要因を増やさないためには、毎日の積み重ねが大切です。
手遅れにならないように今日から実践です!
徐々に下がってくる頬にSTOPをかけましょう。