Q.どこをどのくらいボディメイクをしたいですか?
たまに、「脂肪溶解注射を打ったけど効果なかった」そんな声を聴きます。
お話をよく聞くと、1回しか打っていなかったり、急激な痩身を望んでいたりする場合がほとんどです。
脂肪溶解注射は、注射をするだけという簡単な治療の反面、1回で注入する量に限りがあります。
そのため、全体的に一気に激やせするのではなく、部分的にゆっくり痩せてメイキングしていくという感じになるのです。
そこで、あなたへの質問。
「どのくらいの効果を期待しますか?」
アンサーは出ましたか?
あくまで、周囲に気付かれず、ゆっくり穏やかに痩せていきましょう。
今回はあなたのアンサーを念頭に、脂肪溶解注射の効果についてご紹介します。
あなたの希望が叶うためには何回打てばいいのか?費用はいくらなのか?
これを知っていれば、がっかりすることなく賢くボディメイキングに励めるはずです!さぁ、ご案内します!
効果はゆっくり|1回の施術でできる範囲と量
脂肪溶解注射は皮下に薬液を注入するという施術を行います。
では、いったいどのくらい注入すればいいのでしょうか?何回でちゃんとボディメイキングできるのでしょうか?
まず、1回の注入の範囲については、血中に溶け出る脂肪の成分値が、身体にとって正常値を超えない範囲で行うので、手のひらサイズ(指を抜いた部分)×1~4くらいになります。
注入量は薬液によって異なります。また、そのクリニックやドクターの考えで、炎症を抑える効果のある薬液や麻酔液を混ぜている場合もあります。溶解効果を高める薬液や美肌効果のある薬液を混ぜるなど、これが各クリニックの特徴となっているのです。
脂肪溶解注射の種類 | 範囲の基準 | 平均 | MAX |
DOCやPPCを含む注射 |
手のひらサイズ (1部位)
|
1部位~2部位 |
最大で4部位としているところが多い
|
BNLSのような顔に適した注射
|
500玉程度のサイズ (1部位)(1cc~2cc) |
1部位~5部位
|
最大50ccまで可能 と言われている |
このように範囲としては、一気に全体をというわけにはいきません。例えば腹部の脂肪を取りたいと注射をした場合は、範囲も量も大きくなります。1回の施術でははがき2枚分くらいがスタンダードになるでしょう。注射の本数は20本~30本くらいです。
なんだか大変そうに思いますか?
いえいえ、そんなことはないのです。楽勝です。
ではどのくらいの頻度で、何回くらい注射が必要なのでしょうか。施術時間も一緒に見ていきましょう。
即効性はない?|効果はいつ頃出るか
脂肪溶解注射に即効性はありません。逆にあったらちょっと怖いですよね。
この注射は脂肪細胞の膜を分解し、中の脂肪細胞を溶解させます。溶解した脂肪細胞はリンパに吸収され、汗や呼気中の水分として、または血液中に吸収され、便や尿として体外に排出されるのです。
当然、身体のリズムに合わせて、ゆっくり作業が行われます。
周りに施術したことを気づかれず、自然にボディメイキングができるのはメリットですよね。
個人差もありますが、同部位に期間をあけて数回の施術をすると、効果を実感する人が多いです。そして、この頻度と回数はクリニックやドクターによってマチマチ。
下記にまとめてみました。
脂肪溶解注射の種類 | 頻度と回数 |
DOCやPPCを含む注射 |
2~8週間に1回
|
BNLSのような顔に適した注射
|
1~2週間に1回 |
脂肪の気になる部分というのは、比較的代謝の悪い部分です。どちらの脂肪溶解注射の場合も5回前後は施術し、効果を判定するとよいでしょう。
また、施術時間は5~10分ととても早いです。チクッと注射を打つだけですからね!数週間~数カ月をかけてゆっくりボディメイキングをしていきましょう。
そして、せっかく脂肪溶解注射を打つのです。最大限に効果を出すに越したことはありません。打った後はこんなことに気を付けてください。ボディメイキングの速度がUPされるはずですよ。
効果を最大限に出すには?|効果が出やすい部位
- 水分をしっかりとる
- マッサージや軽い運動をする
施術当日は水分をしっかり補給してください。
体に注射をした場合は1ℓ、お顔の場合でもコップ2~3杯は飲むようにしましょう。
施術後は注射を打った部位が腫れます。
すると、体の水分が使われるので十分な水分が必要となります。
さらに、脂肪溶解注射によって代謝が上がり、代謝物や老廃物を出すためにも、プラスの水分が必要となるのです。
そして、マッサージは脂肪溶解注射の効果を最大限に発揮するためには必要不可欠です。
マッサージをすることで、薬剤が脂肪を落としたい部分にしっかりとなじみます。すると、脂肪細胞に薬剤がいきわたり、脂肪を溶解・排出へと導くわけです。
プラス軽い有酸素運動もベターです。気分転換に軽くウォーキングなんてどうですか?
脂肪が燃焼し、脂肪溶解注射の効果を高めてくれます。
顔 | あご下 | 二の腕 | 背中 | 上腹部 | 下腹部 | お尻 | 内太もも |
〇 | 〇 | 〇 | △ | 〇 | 〇 | △ | 〇 |
外太もも | ふくらはぎ | 足首 | フェイスライン | 小鼻 | こめかみ | 臀部 | ワキ肉 |
△ | △ | △ | 〇 | 〇 | △ | △ | 〇 |
また、上の表は部位別に効果の出やすさです。
基本的には、△がついていても、皮下脂肪がついていればほとんどの部位で施術が可能ですのでご安心を。これだけの部位をメイキングできるなんて、美を求める私たちにとっては、鬼に金棒ですね!
セルライトへの効果も大!|気になるリバウンドは?
結論から言いますと、あの頑固で気持ちの悪いセルライトにも、脂肪溶解注射の効果は大!なのです。
今まで落とすことの難しかったセルライトとお別れできるなんて、まさに魔法ですよね!
医学的に、セルライトの肌の凸凹は、皮下脂肪の溜まった結果、肥大した線維芽細胞が皮膚に引っ張られた状態でなってしまうものです。
脂肪溶解注射は、ピンポイントで脂肪のある部位に注射し、脂肪を除去することができるので、効率よく脂肪細胞を破壊し、凸凹をなめらかにしていけるというわけなのです。
そして、気になるのがリバウンド…
せっかく注射を打って、きれいにボディメイキングをしてもリバウンドをしてしまったら、それは残念ながら「ボディメイキングの失敗」です。
しかし!この脂肪溶解注射のリバウンド率は驚くほど低いのです。
脂肪細胞の数は一生を通してほとんど変わることはありません。その代わり大きさは常に変わります。
太るということは、脂肪細胞が大きくなることなのです。
ですから、施術後にバクバク食べて、残った脂肪細胞が巨大化してしまったら当然太りますよ。
しかし、脂肪細胞の数が少なくなっているということは、よほどの暴飲暴食をしない限り、限りなくキープしやすい身体になっているということなのです。
食べても太らない身体とまではいかないですが、食べても太りにくい身体にはなれるということ!
あなたはその身体を手に入れることができるのです!
費用はいくら?|脂肪溶解注射の相場
脂肪溶解注射の費用はクリニックによってかなりバラつきがあります。
余り高くても続けられないですし、安すぎてもなんだか怖いですよね。
ちなみに、トライアルやお試しでは1本3,000円くらいから、高いところはなんと1本100,000円するところもあるのです。
平均の費用をまとめてみました。
種別 | PPC | DOC | PPC+DOC | どちらも含まない |
費用 | 1万円前後 | 1万円前後 | 1万円前後 | 3~4万円 |
頻度 | 2~8週間に1回
|
2~8週間に1回
|
2~8週間に1回
|
1~2週間に1回 |
主流な商品 | ・リジェンスリム | ・リポリティックプラス
・FatX ・BNLSneo |
・リバイタルセルフォーム
・MITI(マイティ) ・メソラインスリム |
・BNLS
・MLM |
※費用の面積は手のひらサイズ
痩せたい部分によっても必要な回数が変わってくるので、当然に総額も変わってきます。
例えばお顔の場合は、比較的に脂肪が薄いので3~5回くらいで終了するのが一般的です。かかる費用は1回あたり20,000円として、計60,000円~100,000円ということになります。
料金は、その効果の高さから、まずはお試し価格ということで良心的に設定してくれているところがほとんどですが、一気に契約までいかずに、効果と比較し慎重にリサーチしていきましょう。
プレゼントやお得な割引がついているところもありますので、もらえるものはもらっておくことも忘れずに!
まとめ
冒頭の「どのくらいの効果を期待しますか?」のアンサーとともに、メイキングしている自分をイメージできましたか?
部位によっても薬液によっても異なりますが、これであなたの理想の効果がゲットできるわけです!
高いと感じましたか?簡単と思いましたか?ちなみに筆者は最初「そんなに通うのか、面倒くさい」と思いました…。
「きれいになるって大変…」
そう、思いますよね。本当にその通りです。
けれども、その先の自分のワクワクの未来を考えると嬉しくなりませんか?ショートパンツを履いたり、ノースリーブを着たり!コンプレックスがない自分の身体は本当にいとおしく感じるのです!
コンプレックスをチャームポイントに変えられるかはあなた次第ですよ。
次回は、この脂肪溶解注射の更なる凄さをお伝えします。
テーマは「鼻」です。
これぞ、まさに魔法の技?
切らずに縫わずに気になる鼻が脂肪溶解注射でデザインできちゃうのです。
あなたは自分の鼻に自信がありますか?
筆者一押しの、脂肪溶解注射の利用法ですよ。