細ければいいってもんでもない!メリハリのあるボディを手に入れたい!
わたし達女性はなんてわがままなのでしょう。
頑張ってダイエットをして痩せても、デコルテ近辺だけ痩せて、二の腕はそのまんま。太ももも少しだけ。
お腹に至っては、少し食べれば元通り!
そんな体験、ありますよね。え?今でもですか?
筆者は中学生のころ、石像を作るように自分の身体をメイキングできる「魔法のヘラ」が欲しいと本気で願ったことがあります。もちろん空想の世界での話ですが。しかし、朗報!
そんな「魔法のヘラ」に近い存在があるのです…
それは…、脂肪溶解注射です!!
聞いたことはありますか?切開をする脂肪吸引ではありません。
脂肪溶解注射とは、薬液を皮下に注射。脂肪を溶解し、老廃物として排出するダイエット方法です。メソセラピーともいわれますね。
そして今、「切らないで痩せる」「運動しないで痩せる」「ボディデザインができる」というトリプルデザイアを可能にした、脂肪溶解注射がとってもアツいのです!
今回は5回にわたり、脂肪溶解注射のすべてを総まとめしました。1回目は「種類えらびが痩せるカギ!」です。失敗しないためには、自分の目的を達成できる種類の注射を選べるかどうかが重要です。
「魔法のヘラ」を使えるかどうかはあなた次第。さぁ、ボディデザインへの世界へご招待しましょう!
脂肪溶解注射は成分が重要!|2つの有効成分
一口に「脂肪溶解注射」といっても、ちまたにはたくさんの種類があります。
その時代の流行りでも変わってきますし、施術をする部位、溶解したい量でも選択肢はかなりあるのです。
せっかく意を決してクリニックまで出向いてお金を払ったのに、満足のいく効果が表れなかったらがっかりですよね。
いわゆる、「失敗」は何としてでも避けたい!
それには、ドクター選びや入念なカウンセリングはもちろん、脂肪溶解注射の種類を知っておくことが大切です。
脂肪溶解注射は使用する薬液の成分によって種類が分かれます。まずは薬液に含まれる成分について知っておきましょう!成分の配合によって、効果やダウンタイムが随分変わってくるのです。
まずは、重要な2つの成分をお話しします。
知っているといないでは大違いです。賢くボディデザインをしていきましょうね!
PPC(フォスファチジルコリン)|脂肪の分散・燃焼
PPC(フォスファチジルコリン)という成分は植物や動物の細胞膜に存在し、脂肪分散作用(乳化作用)があります。
これは、血液中のコレステロールや中性脂肪の量を下げ、脂肪を血液中に送り込むという働きになります。
しかし、血液中に入った脂肪は燃焼させなければ体内から排出されません。
ですから、「L-カルニチン」と「αリポ酸」という2つの成分も同時に配合されて燃焼を促進しているのです。
これにより、効率的に脂肪を減らすことができるようになるわけです。
一言でいうと、脂肪の分散・燃焼を促進する働きをもつ成分ということです。
最近では、ダイエットサプリメントや生活習慣病のサプリメントとして多く使用されているのですよ。
DOC(デオキシコール酸)|脂肪細胞を破壊
DOC(デオキシコール酸)という成分は、アメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局)で認められた成分です。
これは、もともと人間の胆汁の中に含まれている成分。
脂肪をグイセリンと脂肪酸に分解し、脂肪細胞膜を直接に破壊します。
ですから、脂肪細胞の数自体を減らすことができるのですね。
特徴としては脂肪を水に溶ける形に変化をさせることができるのですが、燃焼作用はないので、PPC(フォスファチジルコリン)と混ぜて使用することにより、より高い痩身効果を発揮する成分なのです。
細胞の数自体を減らしてくれるなんで、すごい優れものですね。
ではこの2つの成分がどのように種類形成にかかわってくるのでしょうか。
脂肪溶解注射で優先するものは?|効果VSダウンタイム
- PPCが主成分のもの
- DOCが主成分のもの
- PPCとCOCの両方を含むもの
- どちらも含まないもの
PPCとDOCという二つの成分についてお話をしましたが、実は脂肪溶解注射の種類はこの2つの種類によって決まるのです。
よって、パターンは冒頭の4つです。
それぞれどのような特徴をもった種類になるのでしょうか。
比較してみましょう。
種別 | PPC | DOC | PPC+DOC | どちらも含まない |
効果 | △ | 〇 | ◎ | ? |
ダウンタイム | 小~中 | 中~大 | 大 | 小 |
主流な商品 | ・リジェンスリム | ・リポリティックプラス
・FatX ・BNLSneo |
・リバイタルセルフォーム
・MITI(マイティ) ・メソラインスリム |
・BNLS
・MLM |
※ダウンタイムには生活状況や個人差があり、あくまで目安です。
表を見ると、DOCの配合によって、効果の大きさが変わってくるのがわかります。DOCは腫れが大きく出てしまい、ダウンタイムが長引くのがデメリットですが、しかしその分効果も高く現れます。
最大の効果を期待するならば、PPC+DOCの2種が配合されているものを、腫れを少なくしたい場合は、DOCが配合されていないものを選ぶのが良いでしょう。
PPCもDOCも含まない脂肪溶解注射ですが、決して効果がないというわけではありません。
成分としては植物から抽出したものが多く、腫れが少ないことから、最近脚光を浴び始めています。
あご下や頬など、腫れがあまりでて欲しくない部位におススメです。
あなたのボディメイキングのイメージは沸きましたか?この成分の「カギ」を片手に、理想の未来の扉を一つ開けることができますよ。
太もも・二の腕・顔|向いている脂肪溶解注射は?
では実際に、あなたに適した脂肪溶解注射はどれなのでしょうか?主に適する部位と、こんな人に向いているというカテゴリーを表にしてみました。
種別 | PPC | DOC | PPC+DOC | どちらも含まない |
主に 適する部位
|
二の腕、臀部 腹部、太もも、背中、足首、ふくらはぎ 等 |
顔、あご下、 フェイスライン、瞼、小鼻、こめかみ、頬
等 |
二の腕、臀部 腹部、太もも、背中、足首、ふくらはぎ 等 |
顔、あご下、 フェイスライン、瞼、小鼻、こめかみ、頬
等 |
向いている人 |
腫れは少ない方がいいが、料金は高額にしたくない人向き | 腫れは長引くが、最大限の効果を期待する人向き | 腫れは強いが、とにかく効果を期待する人向き | とにかく腫れを最小限にしたい人向き |
代表的な 商品 |
・リジェンスリム | ・リポリティックプラス
・FatX ・BNLSneo |
・リバイタルセルフォーム
・MITI(マイティ) ・メソラインスリム |
・BNLS
・MLM |
基本的には、脂肪を溶解するための注射ですので、すべての部位に効果を発揮します。ポイントは、ダウンタイムの大きさをどのくらいとするか、金額・効果をどのくらい許容できるかですね。
どのようなダウンタイムがあるのか、金額・効果の詳細はまた別の回でふれますので、今回は「ここを注射してみたいなー」「ダウンタイムはこのくらいなら…」というざっくりとした感じでOKです。
また注射の種類には、クリニックやドクター個人によってもこだわりがあり、思考が違いますので、カウンセリングを十分にして、あなたの目的や生活状況を十分に考慮することがとても大切です。
まとめ
種類選びの「カギ」は手に入りましたか?
わたし達の性格が各々違うように、一口に脂肪溶解注射と言っても様々な特性をもった種類があります。
この特性を一から考えていったのでは、自分に何が合うのかわからず大変ですよね。
そこで、今回あなたに考えてもらいたいのは、この2つ。
- どの部位をボディメイキングしたいか?
- ダウンタイムはどのくらいの期間なら許容できるか?
希望の部位と、ダウンタイムの大きさで、かなり注射の種類を絞ることができます。
これで、自分の意に沿った注射の種類はわかりましたね。
それでは、種類選びの「カギ」を手に、次なる未来の扉を1つ開けましょう!次は「脂肪溶解注射の効果」についてご案内します。
あ、それとあなたに質問です。
Q .どのくらいの効果を期待していますか?
では、アンサーとともに次回お待ちしています。
あなたの心がワクワクすること間違いなしですよ!