時期はかなり前になりますが、小さい頃からコンプレックスだった一重を二重に変える、プチ整形を受けたことがあります。
それまでは毎日アイプチをしていましたが、メイクに時間がかかるし、汗や水に弱いし、何よりアイプチのやりすぎでまぶたの皮膚が荒れてしまっていました。
一番のきっかけは、ずばり成人式でした。成人式の写真は一生残る、と母に言われ、一生残るのであれば綺麗な二重で残したい、そう思いました。
そこで思い切って、プチ整形を受けようと考えました。
当時の私は専門学生で、アルバイトをしていたのでプチ整形のお金はなんとか払えるものでした。
しかし、問題は親の承諾書でした。私の親は、まだまだ古い考えの人でしたので、そう容易にプチ整形を許してくれませんでした。
いわゆる、親にもらった体に傷をつけるとは何事だ、と言ったところですね。
しかし、どうしてもプチ整形をしたかった私は、毎日毎日母に懇願、最後は根負けした母が、プチ整形の承諾書にサインをしてくれました。
20歳を超えていない未成年が、このような整形を受ける場合、親の許可が必要なんですよね。
さて、親の許可が降り、プチ整形を受けられるようになった私は、人生で初めて美容外科という場所に足を運びます。
前日は緊張してなかなか寝つけませんでした。
緊張しながら院内に入ると、クリニックだというのにホテルのように華やかで、より緊張してしまいました。
受付で名前を伝えると、個室に通されました。
そこで名前や住所などを記入していると、先生がやってきました。
そこで今のまぶたの状況を確認され、どんな二重にしたいのか具体的に話を詰めていきました。
先生曰く、私のまぶたは脂肪はそこまで厚くないが、一点留めだと戻ってしまいそうなので、二点留めにしましょうと言われました。
正直不安がありましたが、先生もちゃんと説明してくれたし、10分ほどの簡単な手術ですし、何より早く二重を手に入れたかったので、すぐに手術をすることを決めました。
洗顔して、そのまま手術台へ。
すぐに先生がきて、手術が始まりました。
まぶたへ麻酔の注射は痛かったですが、実際にまぶたを裏返して糸で止めている時は痛みはありませんでした。
なんとなく今縫われてるな、という感覚はありましたけどね。
手術はすぐに終わり、家に帰ると母が可愛くなったと褒めてくれました。
しかし父は全く気づいてくれませんでした。男の人ってこんな感じなんですかね。
そして成人式の写真を、、綺麗な二重の私で残すことができました。
後悔は全くしていませんし、二重を手に入れることができて、とても嬉しかったです。