・ボトックスの副作用で顔はたるむ
ボトックスを検討している理由は人それぞれですが、100%確実に言えることは「顔をたるませるためにやるものではない」ではないでしょう。
アンチエイジングを目的としてボトックスを検討しているのなら、むしろ「たるみを直すためにおこなうもの」という認識があるかと存じます。
でも副作用が起きてしまうと、顔にたるみが出てきてしまいます。
なぜボトックスをうったのにも関わらず顔のたるみが起きるのか、取り上げます。
・副作用の原因は気軽さにある
ボトックスはシワ取りだけでなく、エラを目立たなくする効果もあります。
一昔前、エラを目立たなくするには骨を直接削るという方法がありました。
比喩ではなく、言葉そのままの意味です。
ただ骨を削るのは、想像以上のリスクとコストがかかります。
何せ骨格そのものを変えてしまうので、状況によっては命を大きく左右することもあるでしょう。
またコストもかなりのもので、安く見積もっても150万はかかります。
でもボトックスを利用すれば注射一本でエラが目立たなくなるので、お手軽度は比べ物にはなりません。
値段は6万円と、骨を削る施術と比べると1/25の値段で済みます。
万が一失敗をしても、命の危険はありません。
しかしお手軽度が向上したからこそ、手を出す人が増えてきました。
結果的にボトックスを顔に入れ過ぎたがために、たるみが出てしまったという形になります。
・たるみが出るかどうかは本当の名医なら判断がつく
本当に腕の立つ人ならば、「ボトックスの副作用で顔にたるみが出るかどうか」はわかるでしょう。
「効果がない」と判断したのならば、ボトックスを断る医師も少なくありません。
「患者の要望をきかないなんて酷い人だ」と思われるでしょうが、名医は患者のためならば喜んで鬼になります。
逆に何のリスク説明もないまま、「ボトックス良いですよ」と強くすすめる医師こそ、本物の悪魔です。
・たるみ改善方法
「顔がたるんできたからボトックスを検討したい」という気持ちは、わからなくはありません。
でもボトックスをしなくても、少し気をつけて日常生活を送れば顔のたるみをある程度は予防できます。
まずは姿勢です。
背筋をまっすぐに伸ばすだけでも、顔のたるみは予防できます。
だらんと背筋を丸めて顔を下に向けてしまうと、顔のたるみは余計に悪化するだけです。
少しでも心当たりがあるのなら、今すぐにでも改善して下さい。
もちろん、姿勢を正しただけで顔のたるみがなおる保障はありません。
何をどうしても改善の見込みがないのなら、ボトックスを検討してみることをオススメします。